次は板にネジ穴の位置をトレースする。
あえてスパイクピンをまた付けてその上から板を付ける。当然板が浮く。
そこで、プラハンマーで板がピンに乗っている所を叩く。
板にピンの跡が付いている。
ピン跡の位置はビスを通すバカ穴になるので、ビスより太い穴を開ける。
ネジがM4なので穴は4.5mmで開けた。一度細い径で開けてから様子を見て必要なら位置を修正したほうが良い。
穴が開いた。位置はほぼ合っている。これでABS板は完成。
用意したビスが長すぎるので短く切る。
「電工ペンチ」↓を使った
ボルトのネジ山をつぶさずに切断できるのが便利。もちろん電線の皮むきにも便利。
元は長さ8mmだったが切断して4mmにした。
これをペダル本体のめねじ穴に入れようとしたが、ビスの先端のねじ山が若干つぶれているようで入らなかった。(むりやりいれるとペダル側のアルミのめねじは簡単につぶれてしまいそう)
ダイスでビスのねじ山をいちいち修正した。めんどくさい。
ABS板に滑り止めシートを貼り付け(粘着剤つき)、形を合わせて切り、穴を開けた。
天板完成。
天板をペダル本体にネジ止めして、
完成じゃっっ。
使用感
わりと良い感じではあったが、
前方内側のネジ頭が親指の下に来て、突起物を踏んでいる感じがして違和感・・・
超低頭ビスなのでネジの頭は超低いんですけどね、
靴のソールがぺらっぺらに薄いため、それでも感じ取ってしまって、長く乗ったら痛くなるだろうなって感じ・・・
修正
一度天板を外し、滑り止めシートを剥がし、ABS板だけでペダルにネジ止めし直した。
それからネジ頭も覆うようにして滑り止めシートを貼り直した。
ネジ頭の段差をシートで覆ってなだらかにしようという魂胆である。
再び使用感
親指で踏むネジ頭の違和感は若干マシになったが、まだ感じる。
親指が半分くらいペダル面からはみ出るので余計に感じるようだ。
さてどうしたものか。
- ネジ頭をまともに踏まないように心がけるとかソールが厚めの靴を履いて乗ることにして、まあこれでええことにするか
- 踏み面を拡大してみるか
- ネジを皿ビスにして板厚を増してネジ頭を完全に沈めてしまうか
余談
↑このペダルの脱着部の"QRD2"(元は違うのが付いていたが)
英語と中国語の併記ですな。中華パワーを感じますなあ。
あたかも中国人であるかのような顔をしてこの仕様で乗ろうと思ったのだが(極東アジア人なんて同じ顔だし)、
脱着機構があまりにも軽い力で外れるので、(説明書には一切記載のない)付属品の安全リングを取り付けることにした。そうすると英語と中国語の表記が隠れてしまうのね。残念つまらんなあ。
おわり