■問題
BROMPTONのシートポストを1年と少し前に交換した。
金澤輪業製のチタンピラーである。
それはいいんだが、どうもサドルを固定する力が弱く、どんどん後ろにずれて行く。
朝、直してから乗っても昼には数cmもずれているほど。
BROMPTONは構造上シートピラーの位置が後ろに寄っているので 、
ピラーに対してサドルを前よりにしないと普通の乗車姿勢にならない。
だから純正ピラーにはサドルを前に寄せるようなヤグラが付いている。
が、この金澤輪業製チタンピラーにはその仕組はないので限界まで前に寄せてもまだ後ろかな?と感じるくらい。なのに、それが後ろにずれてしまうんよ。困るわー。
■構造
↑見るとわかるが、サドルレールをクランプする部分の面積が狭いし、挟み込む構造になってないんだよな。
レールの前後を下に引っ張って真ん中を上に突き上げる構造。レールを挟んでいない。レールに曲げるような力がかかるわな。
軽さを求めるために簡易な構造にしてあって、機構としてきっちりしたものじゃないよなー。
そういう自分は軽さのために買ったんだけどw 気休め程度の軽量化のためにw 大枚をはたいてw
器械としてはどうかと思う構造だが、使用上の問題は後ろにずれる以外には特にないので 、とにかく後ろにずれないようにしてみた。
■対処
トピークのサドルバッグ用のアタッチメント「F33」の、サドルレールをクランプする金具。
数年前に買って改造して使ってたのを思い出してまた買った。
アルミ製で重くはないし、みためがまあまあすっきりすると思ったので。
サドルを適切な位置にして、このクランプをピラーの金具の前側にちょうど当たる位置に装着。
するとレールをがっちり捉えたクランプがピラーの金具にぶつかって、サドルは後ろにずれなくなる。
ってなるはず。
■結果
このようにしてから何度か乗ったが、まだずれていない。いい感じだと思う。たぶん成功した。
■感想
この製品、ただただ軽くしたいためにサドルを固定する性能が犠牲になっててどうかと思う。
簡易で強引ともいえる機構。ピラーのボルトにも曲げ力がかかるような構造だし。
軽量パーツってそんなもんなんだろーなー。
仮に、今回付けたクランプと同じ重量を使える設計だったら、最初からもっとしっかり固定できる構造にできたんじゃないか。
自転車として自分の好きな仕様はダイナモだの泥除けだのスタンドだの付けるのでどうしても車体が重くなる。そういう仕様じゃないと普段から乗る気がしないんだから仕方ない。
そこで、金さえかければ軽く出来る部分については気休め程度でも軽くしてみようとした。
その結果である。
製品としてダメとまではいわんし、高かったし、問題が解決されたんだからこれから数年は使うと思うが、
重量の数字を下げることだけにこだわったかのような軽量パーツってあんまり好きじゃないなとわかった。
そういうのって、BROMPTON本体と方向性が逆だし。
BROMPTONのシートポストを1年と少し前に交換した。
金澤輪業製のチタンピラーである。
それはいいんだが、どうもサドルを固定する力が弱く、どんどん後ろにずれて行く。
朝、直してから乗っても昼には数cmもずれているほど。
BROMPTONは構造上シートピラーの位置が後ろに寄っているので 、
ピラーに対してサドルを前よりにしないと普通の乗車姿勢にならない。
だから純正ピラーにはサドルを前に寄せるようなヤグラが付いている。
が、この金澤輪業製チタンピラーにはその仕組はないので限界まで前に寄せてもまだ後ろかな?と感じるくらい。なのに、それが後ろにずれてしまうんよ。困るわー。
■構造
↑見るとわかるが、サドルレールをクランプする部分の面積が狭いし、挟み込む構造になってないんだよな。
レールの前後を下に引っ張って真ん中を上に突き上げる構造。レールを挟んでいない。レールに曲げるような力がかかるわな。
軽さを求めるために簡易な構造にしてあって、機構としてきっちりしたものじゃないよなー。
そういう自分は軽さのために買ったんだけどw 気休め程度の軽量化のためにw 大枚をはたいてw
器械としてはどうかと思う構造だが、使用上の問題は後ろにずれる以外には特にないので 、とにかく後ろにずれないようにしてみた。
■対処
トピークのサドルバッグ用のアタッチメント「F33」の、サドルレールをクランプする金具。
数年前に買って改造して使ってたのを思い出してまた買った。
アルミ製で重くはないし、みためがまあまあすっきりすると思ったので。
サドルを適切な位置にして、このクランプをピラーの金具の前側にちょうど当たる位置に装着。
するとレールをがっちり捉えたクランプがピラーの金具にぶつかって、サドルは後ろにずれなくなる。
ってなるはず。
■結果
このようにしてから何度か乗ったが、まだずれていない。いい感じだと思う。たぶん成功した。
■感想
この製品、ただただ軽くしたいためにサドルを固定する性能が犠牲になっててどうかと思う。
簡易で強引ともいえる機構。ピラーのボルトにも曲げ力がかかるような構造だし。
軽量パーツってそんなもんなんだろーなー。
仮に、今回付けたクランプと同じ重量を使える設計だったら、最初からもっとしっかり固定できる構造にできたんじゃないか。
自転車として自分の好きな仕様はダイナモだの泥除けだのスタンドだの付けるのでどうしても車体が重くなる。そういう仕様じゃないと普段から乗る気がしないんだから仕方ない。
そこで、金さえかければ軽く出来る部分については気休め程度でも軽くしてみようとした。
その結果である。
製品としてダメとまではいわんし、高かったし、問題が解決されたんだからこれから数年は使うと思うが、
重量の数字を下げることだけにこだわったかのような軽量パーツってあんまり好きじゃないなとわかった。
そういうのって、BROMPTON本体と方向性が逆だし。
おわり