先日入手したキャラクタードール「ピュアニーモ巴マミ」の髪型と髪色が少々気に入らなかったので、自分で植毛し直すことにした。
元々悪い出来ではないと思う。惜しい。今一歩。(イマイチと言うとしょぼいみたいに聞こえるね)
まず、植えられていた髪をとにかく切りまくり抜きまくった。
髪が生える部分には、髪色に近い色が塗られている。
髪色が薄いため、髪が透けて肌色が見えてしまうのを防ぐ意味であろー。よくある処理である。
逆に髪色が濃い(黒とか)場合もこの処理がなされることが多い。髪の隙間から肌色が見えると、髪色が濃い分、余計に目立ってしまうため。
「AZ27-10 TSURU-MK3」なる型番が成形されている。
肌色がライン状に残されている部分は、植毛する際の目安にするためにあるのだろー。
前髪と後ろ髪との分け目は、そこに合わせられている。
後頭部を縦に走る肌色ラインは左右の中心辺りにあるが、本来ここを後ろ髪の分け目にする予定だったのではあるまいか。
実際には左に寄った位置に分け目が作られている。
おそらく製造工程の簡略化のために変更したのであろー。
前髪を左右に分ける分け目と、後ろ髪のそれを、一発でつなげて植毛するために。
後頭部が妙にすぼまっている、独特な頭の形。髪のボリュームによって頭が大きくなりすぎるのを避けるために、このような形にしたのであろーか?
後ろ髪は、分け目と生え際の部分のみ、植えられていた。
ツーテールだから、束ねた髪の束が太くなりすぎないようにしたかったのだろー。
わしも昔そのようにしてツーテールの植毛をしたことがある。
商品としてはがんばっていると思うが、もう少し襟足を下げて毛が生えてない範囲を狭くしたい。するぞ。
うむ、つるっぱげ生首であっても、それなりにかわいく見えるね。
しかし、この濃すぎる肌色を薄くする方法はないのであろーか・・・
↑植えられていた髪と、ヘッドへの髪色塗装を比べると、塗装の方が赤みが強い。けっこう色が違う。
当初はもっと赤みが強い毛を植える予定だったのかも。
(追記)
と思ったが、同社の他のドールをよく観察してみると、ヘッドの塗装色と実際に植えられた髪の色がもっとだいぶ違っている場合もある。そもそも、色を一致させようという意図はあまりないのかもしれん。
さて、自家植毛である。
↑ボークス製ドルフィー植毛ヘアのゴールド(写真上)とプラチナゴールド(写真下)。
この2束から 7:3くらいの割合で毛を取り、1束にまとめ、
ミシン針(#14)に通して玉結び。
1束の毛の本数は約10本。
今回は、毛の長さの中心あたりで玉結びを作り、毛束の両端を毛穴から出す事にした。
毛穴一つあたりから生やす毛の量を増やしたかったため。
毛束の片端だけを出す植え方に比べると、倍の本数になるわけである。
針を刺して、抜くと、玉結びはヘッド内に残り、針だけが抜ける。(上手く行く時は)
上手く行かない事も、少なくない。改良すべしじゃっ。
方法はこちらも参照のこと。
襟足を下げた。その部分にも髪色塗装をした。別の目的で買った、染めQのサンイエローを使った。
色がちょっと濃すぎる。まあええか。
余談だが、染めQの隠蔽力(下地の色を覆い隠す能力)って、よくわからない。
このサンイエローは、隠蔽力はなかなか高いように思った。
黄色の塗料って、一般的には隠蔽力がとても低い色だけど。
一方、以前真っ白い軟質樹脂を染めQで緑色に塗ろうとしたが、なかなか白い色が隠れずに、ものすごい分厚く塗り重ねた事がある。
緑の塗料って、一般的には隠蔽力は低くないと思うけど。
塗料の色の濃さでなく、塗料と下地の色が近いかどうかが問題なのだろーか?わからん。
つづく
元々悪い出来ではないと思う。惜しい。今一歩。(イマイチと言うとしょぼいみたいに聞こえるね)
まず、植えられていた髪をとにかく切りまくり抜きまくった。
髪が生える部分には、髪色に近い色が塗られている。
髪色が薄いため、髪が透けて肌色が見えてしまうのを防ぐ意味であろー。よくある処理である。
逆に髪色が濃い(黒とか)場合もこの処理がなされることが多い。髪の隙間から肌色が見えると、髪色が濃い分、余計に目立ってしまうため。
「AZ27-10 TSURU-MK3」なる型番が成形されている。
肌色がライン状に残されている部分は、植毛する際の目安にするためにあるのだろー。
前髪と後ろ髪との分け目は、そこに合わせられている。
後頭部を縦に走る肌色ラインは左右の中心辺りにあるが、本来ここを後ろ髪の分け目にする予定だったのではあるまいか。
実際には左に寄った位置に分け目が作られている。
おそらく製造工程の簡略化のために変更したのであろー。
前髪を左右に分ける分け目と、後ろ髪のそれを、一発でつなげて植毛するために。
後頭部が妙にすぼまっている、独特な頭の形。髪のボリュームによって頭が大きくなりすぎるのを避けるために、このような形にしたのであろーか?
後ろ髪は、分け目と生え際の部分のみ、植えられていた。
ツーテールだから、束ねた髪の束が太くなりすぎないようにしたかったのだろー。
わしも昔そのようにしてツーテールの植毛をしたことがある。
商品としてはがんばっていると思うが、もう少し襟足を下げて毛が生えてない範囲を狭くしたい。するぞ。
うむ、つるっぱげ生首であっても、それなりにかわいく見えるね。
しかし、この濃すぎる肌色を薄くする方法はないのであろーか・・・
↑植えられていた髪と、ヘッドへの髪色塗装を比べると、塗装の方が赤みが強い。けっこう色が違う。
当初はもっと赤みが強い毛を植える予定だったのかも。
(追記)
と思ったが、同社の他のドールをよく観察してみると、ヘッドの塗装色と実際に植えられた髪の色がもっとだいぶ違っている場合もある。そもそも、色を一致させようという意図はあまりないのかもしれん。
さて、自家植毛である。
↑ボークス製ドルフィー植毛ヘアのゴールド(写真上)とプラチナゴールド(写真下)。
この2束から 7:3くらいの割合で毛を取り、1束にまとめ、
ミシン針(#14)に通して玉結び。
1束の毛の本数は約10本。
今回は、毛の長さの中心あたりで玉結びを作り、毛束の両端を毛穴から出す事にした。
毛穴一つあたりから生やす毛の量を増やしたかったため。
毛束の片端だけを出す植え方に比べると、倍の本数になるわけである。
針を刺して、抜くと、玉結びはヘッド内に残り、針だけが抜ける。(上手く行く時は)
上手く行かない事も、少なくない。改良すべしじゃっ。
方法はこちらも参照のこと。
襟足を下げた。その部分にも髪色塗装をした。別の目的で買った、染めQのサンイエローを使った。
色がちょっと濃すぎる。まあええか。
余談だが、染めQの隠蔽力(下地の色を覆い隠す能力)って、よくわからない。
このサンイエローは、隠蔽力はなかなか高いように思った。
黄色の塗料って、一般的には隠蔽力がとても低い色だけど。
一方、以前真っ白い軟質樹脂を染めQで緑色に塗ろうとしたが、なかなか白い色が隠れずに、ものすごい分厚く塗り重ねた事がある。
緑の塗料って、一般的には隠蔽力は低くないと思うけど。
塗料の色の濃さでなく、塗料と下地の色が近いかどうかが問題なのだろーか?わからん。
つづく