自転車と人形
SalsaのVayaという自転車をフレームで買ってしまった。
Lemond Poprad disc、TREK Gary Fisher Sawyerに続き、またもアメリカの自転車。
アメリカ車、好きかも。

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多くの部品はPoprad discから移植した。
新しい自転車を買ったというよりは、通勤車のフレームを交換した、という気分。

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ディスクブレーキでドロップハンドルでスチールフレーム。
取付ダボがいっぱい付いている。なんだかうれしい。

メーカーは「ロードアドベンチャーバイク」と銘打っている。なんかはずかしくない?
要するにツーリング車だと思う。前のフレームPopradはシクロクロス車だった。ジオメトリが大分違う。

今回は大きめのサイズを選んだ。それを目的に買い替えたのである。
トップチューブ長540mm。15mmほど伸びた。
ホイールベースは40mmほど、チェーンステーは25mmほど伸びた。
乗ったら、前のフレームよりもゆったりした感じ。特にステアリング。
車種やサイズの違いの影響だろー。
BBハイトが低い。ペダルから地面に降りる時、とても近い。低重心でいいかんじ。

わしはかっ飛ばさないし、競技もしない。トレーニングなんぞもしない。でも毎日乗る。
まさにこういう自転車がほしかった、と思っている。

一番良い点は単純なことで、前輪とつま先が干渉しなくなったことだったりする。

追記 ↑と思っていたのだが、このフレームでも干渉は起きた。
頻度は減ったのだが。
「やまめ乗り」の真似事をしてシューズのクリート位置を踵側に移動させたり、
タイヤを後日もっと太い40mmにしたせいかもしれん。

もしかすると前輪とつま先の干渉には、ヘッドチューブアングルやフォークオフセット量が大きく関わっているのかもしれん。
ヘッドチューブアングルが寝ていてフォークオフセット量が大きいと、前輪が干渉しにくい方向に逃げてくれるような気がする。

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ハンドルバーは交換してみた。Salsaのwoodchipper。42cmサイズ。
幅広で、上から下へ、前から後ろへ、と広がっている。

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ハの字になっているおかげか、STIレバーのブラケット部分がとっても持ちやすい。
下ハンドルに関しては、幅広で安定感抜群だが、持ちやすさは今一歩に思えた。
形が直線状のためか、角度が合わなかったか。
幅が600mmもあり、家の中ではちょっとじゃま。

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定価は5万円台で、単体で売っているフレームとしてはかなり安い部類。
Popradはもっと高かった。材質が高級だったみたい。
重量を比べたらPopradよりも300g程度も重かった。(フォークなしで。ただし体重計による100g単位でのおおざっぱな計測。)
どちらもスチール素材なのに、えらい差があってびっくり。
フォークも同じくらいの重量差。ただしPopradはカーボンフォークだから差があって当たり前。

Popradは高いだけに高性能なフレームなのだと思うが、いまいちわかってない。
世間的にはとってもしなやかなフレームだといわれていたが、よくわからん。
一番小さいサイズだったから剛性が高くなってしまって、実際、大きいサイズほどにはしなやかじゃなかったかもしれんしね。

性能面の違いはようわからんかったが、仕上げの違いは明らかによくわかる。
Popradは粗っぽかった。
フレームとして歪んでた。
ヘッドチューブもBBシェルも断面に塗料が乗ったままだった。
ボトルケージ台座が左右の中心からずれてた、しかも後から外れた。はめてあったボルトが鉄製。
Wレバー台座の向きが左右でずれていた。
白い胴抜きのカラーリングはラベルの継ぎ目が見えていた。
ヘッドマークはメッキされたプラスチックで、すぐにメッキが剥がれた。
で、made in USA。

Vayaはとってもきれい。
歪んでない。
ヘッドチューブもBBシェルも断面をリーマで整えてあった。
ボトルケージ台座やキャリアダボにはまっていたボルトはステンレス製。
ヘッドマークは金属製。
ハブを取り付ける面に文字が刻印されてたりして、オサレかつ手がかかってそう。
これが、made in Taiwan。

USA製の自転車って粗っぽいかも。
台湾製だからショボい、なんてことは今どきないんだなー。台湾ブロンプトンはショボかったけど。

それでもPoprad discはいい自転車だった。よくわからんがそう思う。


コメント

    • kapiichi
    • 2011年11月14日 22:24
    • ポップラッド落としましたか、でもポップラッドに対するコメントは遠からず理解できます。
      自分の利用目的はツーリングですが、最近はポップラッドの出番は減って、昔からあるツーリング車を選ぶようになってきています。
      ポップラッドはシクロクロス車であり、短距離向けかもしれませんね。
      でも、自分はまだまだ乗りますよ。
    • maigehn
    • 2011年11月15日 22:19
    • やまめ乗りに近頃はまっているのですが、それには大きいフレームが向いているので、買い替えてしまいました。実際、調子良いです。

      シクロクロスでディスクブレーキが解禁されたこともあり、今ポップラッドディスクをほしがっている人もいるんじゃないかという気がするのでオークションに出そうかとも思いましたが、これまで乗った自転車の中で最も長い距離を走ったフレームなので、手放すのはちょっと惜しいです。

      しかし死蔵するくらいなら誰かに走らせてほしいので、欲しい人がいれば譲り、そうでなければ自分でまたカスタムして遊ぼう、というつもりでおります。

      シングルスピードにしてとにかく軽くしたら、楽しいかもなー、とか。
    • maigehn
    • 2011年11月16日 17:10
    • 昔からあるツーリング車というと、ランドナー的な車種ですか? そういう雰囲気、憧れです。
    • kapiichi
    • 2011年11月20日 16:26
    • ツーリング車ではなく古いクロモリのロードです。が、乗り比べると今風のロードよりスポルティーフに近いと勝手に感じております。また、旅先などで泥除けも付いていないのに、何故かツーリング車と見られます。(乗り手がみすぼらしく、自転車もボロいからかもしれません)
      自分も、いつかはトーエイ等で渋めの使いまわしの良い自転車をオーダーしたいと考えています。
    • maigehn
    • 2011年11月22日 23:10
    • そういえば、古いロードが走っているのは、ほとんど見かけないですね。通勤時に出会うのはアヘッドステム、アルミフレーム以降の世代の車体ばかりです。
      そうなると、古いクロモリフレームというだけで、ロードバイクというよりむしろツーリング車の仲間に見えてしまう、ということでしょうか。

      ボロいと言えば(笑)
      ときどき街中で、ずいぶんと使い込まれた、わりと汚い感じの自転車が停められているのを見ます。しかし、タイヤやコンポが新しい物に交換されていたりして、大事に使い続けている事が見てとれたりします。そういう車両を見ると、本当に格好いいと思います。渋いというか、凄みがあるというか。きっとオーナーにとっては頼れる相棒なんだろーなー、と思ったり。

      オーダーは、死ぬまでに一度はしてみたいですね。

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